しわを作らないためには日頃からのスキンケアが重要。 スキンケアはただしていればいいというものではなく、正しい方法を実行することで初めて有効に作用します。 スキンケア方法を間違えて覚えていた場合には逆に肌を傷つけてしまうこともあるので要注意。 基礎化粧品を選ぶときも事前に少量を肌につけてみて確認してから使うようにしましょう。

スキンケアのしすぎはしわに禁物

スキンケアコスメ

紫外線や乾燥など、顔にしわを刻んでしまう原因はたくさんありますが、これら全てを完全にブロックすることはできません。
もちろん、何もしなければダイレクトにダメージを受けてしまいますから、紫外線対策や乾燥対策は美肌とためには欠かせないプロセスです。

きちんと対策をしていても、日焼け止めを塗り忘れたり、加湿し忘れたりすることはあるものです。
うっかりダメージを受けてしまったときにもしわを作らないためには日頃からのスキンケアがものを言います。

しかし、単にスキンケアを何も考えずにしていればいいというものでもありません。
しわの改善のためには、まず一度自分のスキンケア方法が間違っていないか確かめてみましょう。

毎日のお手入れの積み重ねでしわの数も変わってきます。
スキンケア方法を間違えていた場合には逆に肌を傷つけてしまうので、基礎化粧品を選ぶときは事前に少量を肌につけて合っているかどうかを確認してから使うようにしましょう。

しわを生まない正しいスキンケア方法

正しいスキンケアの基本はクレンジングと洗顔と保湿、そして顔をクレンジングする前に手の汚れを綺麗に洗い落とすなど下準備が大切になります。
洗顔でもクレンジングでも指の腹を使ってソフトなタッチで肌の汚れを落とすようにしましょう。
洗顔後は潤い補給が必要ですが、最後の仕上げに乳液やクリームなど油分を含むスキンケア製品で肌から水分が蒸発しないようにするのもしわを作らない保湿のコツです。
しわを発生させない正しいスキンケアの基本はクレンジングと洗顔と保湿。
まず下準備が大切です。
顔をクレンジングする前に手の汚れを綺麗に洗い落としましょう。
タオルは水分を良く吸収する清潔なものを用意します。
顔にかからないようにヘアバンドやピンできちんと髪を止めたら、いよいよスキンケアを開始します。

【正しいクレンジング方法】
メイク汚れを残さないように丁寧にクレンジングで落としましょう。
指の腹を使い、顔の中心から外側へとクルクル円を描くように滑らせていきます。
このとき、決して力を入れ過ぎないでください。
指にかかるクレンジング剤の抵抗がなくなってきたときには汚れが浮き上がってきた証拠です。ぬるま湯やコットンでクレンジング剤を綺麗に落としましょう。
【正しい洗顔方法】
クレンジングが終わったら、必ず洗顔料でクレンジング剤の油分と化粧品の残存物を綺麗に洗い落としましょう。
ファンデーションなど化粧品の残存物は肌トラブルのきっかけになります。
手のひらやネットを使い、泡をたっぷり立て、クレンジングのときと同様に顔の中心から外側へと円を描きながら指を滑らせます。
すすぎはぬるま湯でしっかりと行いましょう。

・注意ポイント!

最後の仕上げに冷水で毛穴を引き締める人がいると思いますが、このあとに化粧水や美容液を使うのなら逆効果です。
化粧水や美容液の有効成分が肌に浸透しなくなるので、スキンケア製品を使って毛穴を引き締めるようにしましょう。

【正しい洗顔後のスキンケア方法】
しわの予防や改善のためには、洗顔後の潤い補給は必須です。自分の肌に合う化粧水や美容液を使って十分に肌を潤しましょう。
目元や口元など、特に乾燥が気になるところは手でパッティングをし、コットンパックなどで重点的にケアします。
乳液やクリームなど油分を含むスキンケア製品で肌から水分が蒸発しないようにしっかりと仕上げをするのも保湿のコツです。

――皆さんは化粧をする時間とスキンケアをする時間はどちらが長いでしょうか。
また、メイクアップ用品とスキンケア用品ではどちらにお金をかけていますか?
メイクアップの時間や費用はたっぷりとかけても、スキンケアの時間や費用はずっと少ないなんて人もいるのではないでしょうか。

肌のしわは急にはできません。
少しずつ深く刻まれていくものなので、メイクアップも大切ですが、のちのちのことを考えてスキンケアにも十分注意を払いましょう。

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