薬品でしわ消し「ケミカルピーリング」
ピーリング化粧品なども数多く出回るようになって、「ピーリング」という言葉を聞いたことがあるという方も多いかもしれませんね。
「ピーリング」は英語で「剥がす」、「皮をむく」といった意味を持つ言葉で、美容におけるピーリングもその名の通り表皮の角質をごく薄く取り除くことで肌全体の若返りを図る美容法です。
「剥がす」、「皮をむく」というと恐いイメージを抱かれる場合がありますが、そんなことはないのですよ。
もともと表皮の角質層は、古くなったものから自然と垢となって剥がれ落ちます。
しかし、加齢などによって新陳代謝能力が落ちると、この肌の生まれ変わり「ターンオーバー」が遅れ、ダメージを回復しきれない肌は表皮にしわやシミを発生させてしまいます。
年齢を重ねると遅れがちになるこの肌の生まれ変わりを、外側から働きかけることで起こさせるのが「ピーリング」というわけです。
ピーリングは大別すると「ケミカルピーリング」と「レーザーピーリング」の2種類があります。
レーザーピーリングはレーザーによって古い角質を取り除く方法で、もう一方が酸などの作用を利用したケミカルピーリング。
現在単に「ピーリング」と言うと主流のケミカルピーリングを指します。
しわ消し効果のあるケミカルピーリングの効果と流れ
ケミカルピーリングはフルーツ酸などの化学的作用で古い角質層を除去します。
肌の再生能力を刺激して本来のキメやハリを復活させ、しわ消しの効果が発揮されるのが特徴の施術方法。
しわ以外の肌トラブルにも有効で、実際にケミカルピーリングを受けた人からは玉子をむいたみたいに肌がツルツルになるという声が続出しています。
ケミカルピーリングはフルーツ酸などを肌に塗布し、化学的作用によって古くなった角質層を柔らかくして除去する美容法です。
新陳代謝が低下している肌の再生能力を刺激することで本来の肌のキメやハリを復活させ、しわ消しの効果を発揮します。
実際にケミカルピーリングを体験した人からは、「ゆで玉子をむいたみたいに肌がツルツルになる!」という声を良く聞かれます。
また、ケミカルピーリングはニキビ痕やシミ、くすみ、開いた毛穴にも有効な治療方法なので、しわ以外にもこれらの肌トラブルを抱えている人には特にオススメしたい施術です。
注意したいのはピーリングを受けた直後の肌は角質層によるバリアを失ったとてもデリケートな状態になっているということ。
紫外線の攻撃をダイレクトに受けてしまうので特に日焼けは厳禁です。
さらに、敏感肌やアトピー性皮膚炎を患っている人にはケミカルピーリングは刺激が強く肌に合わない場合もあります。
治療を受けるときには適応可能かどうかをカウンセリングの際に良く相談するようにしましょう。
――実はピーリングは歴史のとても古い美容法。
古代エジプトではあの世界三大美女クレオパトラが乳酸の入ったお湯に入って肌をツルツルにしていたとか!
クレオパトラのようにピーリングはピーリング化粧品などを使って自分で行うこともできますが、酸の刺激を受けるので用途には気を付けなければなりません。
また、化粧品に含まれるピーリング剤はクリニックやエステで使われているもの程濃度が高くないので思ったような効果が得られない場合もあります。
本気でピーリングを考えているのなら、クリニックなどで本格的なピーリングを受けてみてはいかがでしょうか。