小じわ改善などに使用されているダーマローラーは表面に無数の極微細な針がついていて、これを肌の上で転がす刺激で肌を生まれ変わらせ、コラーゲンなど潤い成分を増殖させます。 ダーマローラーは治療時の痛みや肌へのダメージが少なく、しかも大きな効果が見られるほか、比較的にリーズナブルであることも魅力。 自分自身の肌を生まれ変わらせる施術法なのでごく自然な効果が見られ、長持ちします。

小じわ改善に「ダーマローラー」

ダーマローラーでしわ治療

皆さんは美顔ローラーをご存知でしょうか。
イボ状の突起などがついているローラーで顔をこすり、その刺激で肌の新陳代謝などを促すといった効果の見られる美容グッズです。
テレビCMや雑誌でもたくさん宣伝されているのできっと一度は見かけたことのある方がほとんどではないかと思います。

市販されている美顔ローラーは単に肌の表面をなでるだけで、肌の奥まではなかなかその効果が届きませんが、ダーマローラーはあの美顔ローラーを医療用にレベルアップさせた物と言えばわかりやすいかもしれません。

クリニックで小じわ改善のためなど使用されているダーマローラーには、表面に無数の極微細な針がついています。
これを肌の上で転がし、表皮に無数の微細な穴を開け、その刺激で肌を生まれ変わらせ、コラーゲンなど潤い成分の増殖を促す目的があります。

肌に穴を開けると聞くと何だか怖いイメージがあるかもしれませんね。
でも針治療などを思い浮かべてみてください。
極微細な針は皮膚に深く刺しても肌が傷つくどころか血さえ出ることはありませんよね。
ダーマローラーもあれと同じことです。

ダーマローラーのメリットは治療時の痛みや肌へのダメージが少なくて済むこと。しかも効果は大きく、比較的にリーズナブルであることも魅力です。
外部からヒアルロン酸やコラーゲンや注入するわけではなく、あくまでも自分自身の肌を生まれ変わらせることが目的なので、ごく自然に効果が見られ、それが長持ちするのも特徴の一つです。

小じわ改善にダーマローラー治療の流れ

新陳代謝と肌の再生能力によって小じわを改善するダーマローラーは効果がゆっくり現れます。
ダーマローラーによって肌の表面にできた穴はごく微細なもののため、2~3時間程度で閉じ傷跡が残ることもありません。
また、施術直後に肌が赤味がかってもほとんどの場合数日で引きます。
一時的に肌バリア機能も弱まっているため紫外線に気を付けることが大事です。
自分自身の新陳代謝と肌の再生能力を利用して小じわを改善するダーマローラーは、効き目が長続きする分、その効果もゆっくりと現れていきます。

その治療の流れをご紹介しましょう。

1.肌に麻酔クリームを塗ります。麻酔クリームを塗ることでダーマローラーの針による痛みを感じずに、感じても軽度の痛みで治療を受けられます。

2.肌の上でダーマローラーを転がし、無数の穴を開けていきます。顔全体の施術時間はクリニックによりけりですが約15~30分程度で済みます。

3.穴が開いている状態の肌に有効成分を塗布し、皮膚の奥へと成分を浸透させます(クリニックによってはこの過程がなく、この次の4と一緒になっている場合もあります)

4.パックや保湿剤で肌を整え、沈静させます。

――ダーマローラーによって肌の表面にできた穴はごく微細なものなので2~3時間程度で閉じ、傷跡が残ることもありません。
施術直後には肌がやや赤味がかることもありますが、ほとんどの場合数日で引きます。

ただし、ダーマローラー施術後の肌では生まれ変わりが始まっており、一時的に肌バリア機能も弱まっているため紫外線には要注意。
日焼けに気を付けて、UVケアをきちんと行うことがダーマローラー成功の第一歩です。

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