しわは部位によって発生の原因やできる年齢に差があります。 治療もおのずと変わってくるので自分が改善したいしわの特徴をしっかりと把握し、それに適合した治療方法とクリニック探しをするのがコツ。 しわの種類について理解しやすくするために、まずはしわについての美容用語をいくつか集めてみました。 皮膚は一枚に見えて実は何層も重なった複雑な構造をしています。

しわの種類は部位によってその特徴はさまざま

しわの種類
一口にしわと言っても部位によってその特徴はさまざまです。
おでこのしわ、目元や目じりのしわ、ほうれい線、首のしわなど……。
しわが発生する原因や、現れやすい年齢も部位に差が見られますし、しわの深さや大きさもできる場所ごとに大きな違いがあります。

さて、あなたが悩んでいるしわはどこにありますか?
しわのできる場所によって原因や症状がそれぞれ異なるのであれば、治療もおのずと変わってくるというもの。
自分が改善したいと思っているしわの特徴をしっかりと把握して、それに適した治療方法とクリニックを探しましょう。

しわの悩みを抱えた方の少しでもお役に立てるよう、このカテゴリーでは各部位ごとにできるしわの種類について詳しく解説しています。
ただそこには色々な美容用語も飛び交っています。
しわの種類について深く理解するためにも、まずはしわについて詳しくなるための美容用語をいくつか集めてみたのでご覧ください。

しわに詳しくなるための種類と美容用語

しわの種類について詳しく解説するために役立つ用語をいくつかまとめています。
角質層と真皮層、そして肌バリア機能という言葉が頻繁に登場するのでピックアップしてみました。
日々のお手入れでしわの予防をすることはできても一旦深く刻まれてしまったしわはスキンケアだけでは簡単に改善できません。
しわの種類とその特徴を理解し、美容整形など最適な手段で改善しましょう。

しわの種類など、しわと美容について理解を深めるために役立つ用語をまとめてみました。

ちなみに、肌の層はいくつにも分かれていて、上から順に「表皮」(角質層など)→「真皮層」→「皮下組織」(脂肪など)→「筋肉」となっています。

角質層
表皮を覆っている角質細胞の層で、ケラチンというたんぱく質が主成分の物質でできています。
角質層の下では新陳代謝によって常に新しい細胞が作られていて、古い角質は徐々に押し上げられ、垢になってやがてはがれ落ちます。
角質層は外部からのさまざまな攻撃や刺激をブロックする「肌バリア機能」において大きな役目を担っています。
細菌やウイルスといった異物が体の中に侵入しないように防ぎ、皮膚の潤いを保って刺激をやわらげています。
また、その下の真皮層を守る働きも。
真皮層
真皮は表皮の下に位置する厚さ約2mmの層で、タンパク質が多く存在し、そのうちの大半をコラーゲンが占めています。
水分を保持し、表皮を支えて弾力やハリを作っている場所です。
肌バリア機能
肌の一番表面で人間の肌を守っている層の機能をこう呼びます。
ここには角質層や表皮のほか、皮脂腺から分泌された汗や皮脂も含まれています。
皮脂の脂分で皮膚から水分が蒸発するのを防ぐとともに、角質層の働きも加わって異物や紫外線などの刺激と侵入を防ぎます。

ストレスや加齢によってこの肌バリア機能が失われると人の肌では乾燥が進み、肌トラブルも起きやすくなって、しわが生まれやすくなります。

――肌の構造や機能を知ると、乾燥や肌荒れを防ぐ日々のスキンケアがいかに大切かわかりますね。
肌の加齢は何もしなければどんどん進んでいってしまいます。
しわを予防したり、少しずつ歯止めをかけることはできても、一旦深く刻まれてしまったしわはスキンケアだけでは容易に改善できるものではありません。

自分の顔にできてしまったしわの特徴を確認し、より良い改善方法を見つけてみてください。

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