しわには表皮のしわと真皮のしわとに分けられ真皮にまで達したしわはちょっとやそっとではケアできません。真皮にまで刻まれたしわは専用の対策をする必要がありますがきちんとケアすればハリのある肌を目指すことができます。真皮のしわの特徴をご紹介します。

真皮のしわの特徴

皮膚の構造真皮とは、皮膚の表面から2mmほどのところにある層で、表皮と皮下組織の間にあります。真皮にまで達するしわ!とよく言われますが表皮だけのしわで済んでいるうちは保湿だけで防いだりケアすることができますが真皮にまで達していると保湿だけでは不十分となってしまいます。

それは真皮の70%がコラーゲンで構成されていることにも由来していて、コラーゲンの生成を促したりコラーゲンを補わなければ修復していかないのです。これがしわにはコラーゲン、と言われる理由でもあります。

真皮のしわは、おでこや眉間、ほほなど表情によってできるしわは同じ場所でしわができるので真皮のしわになりやすく、ケアが難しくなってしまいます。

真皮にはコラーゲン、ヒアルロン酸など皮膚を作るために必要な成分が必要なのでケアも保湿だけではなくそうした成分を補って上げる必要があります。しかしこれらの成分を塗布するだけではなかなか浸透せず、実際に真皮のケアに使われるのは極一部だけとなってしまいます。

真皮のしわは作られてしまうと、なかなかハリを取り戻すのは難しい厄介なしわである、ということは覚えておきましょう。

本当に怖いのは真皮まで達したしわ

表皮のしわは保湿によりすぐにケアできます。しかし真皮にまで達してしまうと外側からのケアだけではなかなかケアできず、自分の力だけでハリを取り戻すのは苦労してしまいます。

しかし、しわがあると気になり始めたときにはほとんどのしわが真皮まで達したしわになっています。しわができる前にケアしておければいいのですが、できてからでないと気づけないのがしわケアでもあるんですよね。

真皮に達するしわはまず、紫外線対策をしてこれ以上増えていかないようひどくならないようにしてあげる必要があります。

紫外線を吸収するとコラーゲンが変質ししわとなって表れてきます。UVケアももちろんですが日傘を指したりと物理的な紫外線対策もかなり有効です。

紫外線対策とともにやっておきたいのが、コラーゲンやビタミンCの補充や生成の促進です。スキンケアアイテムにこれらの成分が含まれているものを使うのもいいのですが身体の内側からケアするイメージで食べ物などを見直すのもいい手です。

外側からのケアや内側からのケアをしてもなかなか消えていかないのも、真皮のしわの特徴です。

どんなケアを試してもよくならないときには美容外科で相談してみるといいですよ。

コラーゲンの生成を促すケアなどを受けることで劇的な変化が見られるかもしれません。深く刻まれてしまったしわには専門家の手を入れてしっかりケアすることも時には大切ですよ。

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