目元のしわや目尻のしわの特徴
目元は顔の中でもとてもデリケートで、皮膚の厚さも頬の2分の1と皮下脂肪の少ない部分。
ゆで玉子をむいたときの薄い皮ぐらいにしかないそうです。
そのため存在するコラーゲンやヒアルロン酸などの保水成分ももともと少なく乾燥が進みやすいので気をつけたいところ。
ハリや弾力もすぐに失われ、しわができやすいのです。
そんな目元のしわは状態によって自力で回復可能な場合と不可能な場合があります。
ポイントはしわの深さ。
お風呂上りに目元のしわをチェックしてみてください。
お風呂上りに鏡を見たとき、あなたの目元のしわは消えていますか?
それともくっきりと残っていますか?
もしもお風呂上りに目元のしわが消えていたのなら、それはまだ自力で回復可能です。
肌の乾燥や角質層の水分不足によって乾燥じわが発生している状態なので、これが定着して本じわになる前にスキンケアでしっかりと潤いを補いましょう。
目元に化粧水で集中的にコットンパックや、有効成分が豊富な美容液の使用も効果的です。
お風呂上りに目元のしわが消えていない場合は、残念ながら既に定着してしまっているか、真皮層のコラーゲンやヒアルロン酸の低下によって深くしわが刻まれている状態。
自力での回復には長い期間かかり、手間のわりに思うような結果が現れないことが考えられます。
目立つ場合には美容整形クリニックの医師などに相談してみるのも方法です。
別名「カラスの足跡」とも呼ばれる目尻のしわ
別名「カラスの足跡」と呼ばれ、数多くの女性が悩みを抱えている目尻のしわは、表情癖と目の周囲の筋肉低下が主な原因で発生します。
最初は笑ったときだけにできていたものがそのうちしわとして定着し、笑顔を作っていないときにも目尻に現れるように。
目とその周囲は顔の中でも与える印象を左右する大切な部位ですから若々しく保ちましょう。
目元同様、真皮層のコラーゲンやヒアルロン酸の低下で発生しやすくなるのが目尻のしわ。
目尻のしわは別名「カラスの足跡」と呼ばれるほどポビュラーなもので、それだけ現れやすく多くの女性を悩ませています。
発生するのは表情癖と目の周囲の筋肉の低下が主な原因。
笑ったときだけにできていたものが何度も同じ表情を繰り返すことで定着し、笑顔を作っていないときにも目尻にしわが現れるようになります。
他の部位よりも皮膚の薄い目の周囲の皮膚は紫外線のダメージを受けやすく、乾燥しやすいのもウイークポイント。
また、表情筋の衰えによって顔の脂肪を筋肉が支えきれなくなり、たるんだ表皮が目尻にしわを作ることもあります。
――目の周囲は間違ったスキンケアをしていても傷つき、しわが寄ってしまうことがあるぐらいデリケートな部分。
洗顔能力を高めるために小さな粒が配合されているスクラブ洗顔や、砕いた穀類で肌の角質をケアするゴマージュなどを目の周囲に塗布してゴシゴシこするのは禁物です。
目とその周囲は顔の中でもその人の印象を左右する特に大切な部位。
スキンケアや美容整形などの適切な処置で若々しく保ちたいところです。